腰痛、肩こりを再発しないように治療しています。
名古屋伏見にあるmut吉田治療院の吉田です。
ここ最近、急に暑くなりましたね。
クーラーによって
外と部屋の温度差がありすぎて、体温調整がうまくいかなくなります。
それによって、体内に熱がこもり熱中症になるのを防ぐためにもクーラーは高めの温度でつけてしまいましょう。(27℃前後がおすすめ)
さて、熱中症ってなんだ?
と思う前に簡単に知っておきましょう。
熱中症とは、高温多湿の環境にいるため、体が変化に適応できなくなり体温調整がしにくくなるなど障害が起きることを言います。
症状としては、
・温度変化に耐えられなくなり、内臓の働きが低下
・脱水による、めまい、頭痛、吐き気
・倦怠感、急激な眠気
など、思いもつかないような症状が出てきます。
重篤な場合、死に至ることもあるので要注意。
「あれ?なんか体がおかしいかな?」
と思ったころには、熱中症かもしれません。
回復まで時間がかかってしまうので早めの対処が必要。
熱中症の原因は?
高温多湿という空間に長時間いることで、熱中症になりやすくなります。
室内で窓を開けて、扇風機をしているから大丈夫。
というのはまったくありません。
むしろ、空気が高温多湿のままなので、扇風機で体に当たったとしても熱中症になるリスクはあります。
約30℃以上の気温になると、熱中症患者が急激に増えるといわれていますが、
実際には25℃以上の空間でも多湿だと、熱中症になる可能性は高くなりますので気を付けましょう。
ほかにも
・5歳以下の幼児
・60歳以上の方
・肥満の方
・運動不足
・脱水症状の人。(下痢やおう吐をした後)
・汗腺の働きが弱くなっている人(汗を出すことで体温調節しているため)
・睡眠不足
など、当てはまる人はリスクが高くなります。
熱中症の予防は?
一番の予防は、暑いところに長時間いないことになります。
ですが、仕事や運動などでどうしようもないときがあるかと思いますので、その場合は
・クーラーをつけて、28℃以下の環境にする
・こまめな水分補給をする
・発汗しやすい服装で外に出る
・冷たすぎる飲み物を常飲しない(内臓の働きが低下するため)
・コーヒーやビールなど、嗜好品を摂取するときは、水かお茶を多めにとる
気温などは、熱中症予防にわかりやすいかとおもいますが
冷たい飲み物、アイスコーヒー、ビールなどが実はダメというのはあまり知られていません。
冷たい飲み物について
胃や腸といった内臓の働きは、体温に近い温度で働きやすくなっています。
風邪をひいて体温が高い時に、食欲が減ったりするのも体温が高く内臓の働きが低下しているために起こります。
冷たい飲み物を常飲すると、内臓が冷えすぎてしまい働きが低下してしまうということ。
その結果、自律神経のバランスが崩れてしまい、発汗しにくい体ができたり、寝不足になりやすくなったりするので注意が必要。
特に自律神経のバランスは、気温の変化によって崩れやすくなっているので、適度にリラックスする環境を整えると、体調も整いやすくなります。
コーヒーやビールなどについて
水分を取っているつもりでも、コーヒーやビールというのは利尿作用が強いため、体にとっては脱水を起こしやすくなります。
簡単に言ってしまえば、コーヒーやビールは嗜好品であるため水分として考えないほうがいいんです。
飲んだ量だけ水やお茶を飲む必要があるのを知っておいてください。
熱中症になったときの対策と対処法は?
熱中症にも軽い状態と重篤な場合がある。
軽い状態の場合は
体を冷やすことが重要
日陰に移動させて体に濡れたタオルや水を吹きかけることで、気化熱を利用して冷やす。
水分を摂取させるのも大切だが、水やお茶があるようならすぐ飲ませる。
このとき、スポーツドリンクや経口補水液でも大丈夫だが糖質が多く入っているため多用は禁物。
ペットボトル症候群や低血糖を起こす可能性があるため、水で2~3倍に薄めたほうがオススメ。
重篤な場合
意識があまりないような状況は、体を冷やしながら医療機関に相談するのが大切。
水分を与える場合、嚥下障害が起きているといけないので無理に飲ませると胃や肺に入ってしまい危険。
点滴など早急な措置が必要になる。
まとめ
子供は熱中症になりやすいので、嫌がってもこまめに水分補給をさせる必要がある。
大人とは違い、体の8割以上は水分でできているため少量の脱水でも生命の危険になることもあるので気を付けましょう。
大人も、今は大丈夫と思わないでこまめに水分補給をして体を冷やしておきましょう。
ほかにも、高齢者は成人より暑さを感じにくくなるため家族が気づいたら早めにクーラーをつけるなどして管理するのがいいかと思います。
大切なことは、予防することですので、自分は大丈夫
と思わないで、熱中症予防を心がけましょう。
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